月～土 9:00～19:00 （日曜定休）
どんなに良いお薬であっても、お薬を提供する私たちと患者様との間に信頼関係が無ければ、効き目は半減すると考えています。そのため、初回のご相談は30分以上かけてじっくりとお話を伺います。そして私たちを信頼していただいた上で、お薬を作りお渡しします。リラックスしてお話しいただけるよう、店内も明るく、カジュアルな雰囲気づくりを心掛けています。
ご相談内容は慢性皮膚疾患・不妊・ダイエット・便秘・精神症状など、心身の不調に関することなら何でも承ります。ご相談は無料です。
なお、お話を伺い必要と判断した場合には、まず医療機関への受診をお勧めすることもあります。当店は研究活動（論文や学会発表）を通して、県内外の多くの医療機関・先生とも良好なネットワーク・協力関係を築いております。
私たちのような薬局で製剤する漢方薬の値段には、実は決まりがありません。そのため漢方薬局ごとに値段が異なるのですが、マツヤ薬局では「1日500円（税抜）」と決めてご提供しています。
使う材料は患者様の症状によって様々ですので、材料費は毎回異なります。しかし専門性の高い仕事の性質上「どの材料をどれだけ使うか」は、私たちに委ねていただく部分が多く、それをお薬代に反映させてご請求するわけにはいかない…という思いから、20年以上変わらず「1日500円（税抜）」を守り続けています。
マツヤ薬局で調剤する漢方薬は、一般的な「煎じ薬」の形から、生薬を粉末にした「散剤」、蜜で練って丸めた「丸薬」、皮膚に塗りやすい「軟膏」など、様々な形でご提供できます。特に自家製の「丸薬」をご提供できる薬局は全国的にも数が少なく、最近では入手困難な昔ながらの機材を使って、手づくりで作っています。
お薬の内容によって適した形がありますので、詳しくは個別にご案内いたします。
漢方の世界は本当に奥が深く、興味が尽きません。店主の笛木は、東邦大学医学部東洋医学研究室客員講師として教壇にも立ち、国内外様々なところで研究発表の機会を頂いております。このような日々の勉強・研究活動のひとつひとつが、患者様のお悩みを解決するための「引き出し」を増やすことに繋がっています。
これからも患者様に良い情報・良いお薬をご提供できるよう、精進いたします。
当店は現所在地である新潟県の巻で約350年続く漢方薬局です。巻の歴史書にもその名が出てくるほど、地域の皆様の暮らしと共に歩んで参りました。江戸時代末期（安政4年）には「巻村を襲った伝染病に対して商売物の薬を病人に施した」として頂いた、長岡藩からのお褒めの文書（「御用書留」）が残っています。また明治初年にも「村の為に善行を施した」という記録があり、地域の皆様のお役に立つよう先祖代々この仕事を営んできたのであろうと誇りに思っております。
今では、決して交通の便が良いわけではない当店に、わざわざ県外からお越しくださる方も増え、「この350年の歴史に恥じぬよう、ひとりでも多くの困っていらっしゃる方のお役に立ちたい」との思いを新たにしております。
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